キャベツの栄養とおすすめな食べ方

 
キャベツは、栄養価も高くて、とても胃に優しい野菜です。

キャベツに含まれる栄養素で代表的なのがビタミンU(別名キャベジン)。
これはキャベツから発見された成分で、野菜の中ではキャベツに最も多く含まれています。
ビタミンUは飲みすぎ食べすぎで傷んだ胃粘膜の修復を助けたり、潰瘍に効く働きがあります。他にも肝臓の機能を助ける働きもあると言われています。

また、イソチオシアネートという酵素も含まれています。これはピロリ菌や大腸菌などから体を守ってくれる酵素です。

その他にもビタミンC、K、葉酸、カリウム、カロテン、カルシウム、食物繊維など、たくさんの栄養が含まれています。

 
キャベツに含まれる栄養素を無駄なく摂るには、食べ方にポイントがあります。

ビタミンUやビタミンCは、水溶性ビタミンなので、熱に弱く水に溶けやすい性質があります。ですのでなるべく火を通さず千切りにするなど、生で食べることがオススメです。

ビタミンUは酸性で、マヨネーズやお酢(ドレッシング)を使っても成分が壊れにくいから、一緒に組み合わせる野菜や、ドレッシングで、いろいろなサラダが楽しめますね。
 


 
スープにして最後まで食べ尽くしましょう!
 
生でたくさん食べるのが大変な時は、火を通すと生よりたくさん食べられます。火を通しても、シチューやスープにすると溶けだした水溶性ビタミンも一緒に摂れます。
 
豚肉と一緒に食べて貧血予防に!
 
豚肉には血液を作る素になる鉄分が含まれていて、特にヒレ肉に多く含まれています。

豚肉と、キャベツを一緒に食べると、キャベツのビタミンCが鉄分の吸収率を上げ、鉄分を効率よく摂ることができるため、貧血気味の人には特にオススメな食べ方です!

よく見かけるトンカツと千切りキャベツの組み合わせはとっても理にかなっているのですね!