キャベツの定植から約1ヶ月です。

10月に入り、すっかり秋めいてきました。JA愛知みなみ管内で栽培されるキャベツは定植から約1ヶ月を迎えています。辺りの畑の風景も、成長したキャベツの畝が若々しい緑色となり一面に広がっています。
 

 
9月23日の台風15号によりもたらされた近年稀にみる大雨では畑が水に浸かるなどの影響があり、生産者も職員も心配しましたが、水はすぐに引き、大きな被害はなくホッと一安心です。

現在のキャベツの様子は外葉が青々と大きく育ち、早いものは結球し始めそうな気配も見られます。この時期の大切な管理はトラクターでおこなう畝の間の耕起作業です。
 
耕すことで土に酸素を供給し、根の成長を助け、また肥料成分の効果が増進します。また、同時に追肥や除草、防除をおこない、キャベツの生育管理を日々丹念におこないます。

 

 
天候の様子は毎年違うので、長年携わっている生産者も栽培管理には一年一年気が抜けず、細心の注意が必要だと話しています。

そんな日々の中、大きさが揃った良いものができた時には達成感を感じ、仕事のやりがいにもなっているとのこと。
 

 
10月の中旬には早いものは収穫となります。

JA愛知みなみ常春部会は、生産・出荷量、品質とも全国でトップクラスを誇るキャベツ生産地として、今季も生産者と職員一同、万全の準備をして作業を進めています。
 
今回取材に伺った生産者にキャベツのおすすめレシピを伺ったところ、「キャベツの塩昆布あえ」とのことでした。甘みがあり、シャキシャキしたキャベツを塩昆布であえるだけで美味しいご飯のお供になります。
 
 
2022/10/5
JA愛知みなみ常春部会