部会の歴史
昭和43年に完成した豊川用水で水を安定的に供給できるようになり、この地でキャベツの生産する人が増えました。豊川用水のおかげで、キャベツが水を欲しがるときに水を十分にやることが出来る為、みずみずしいキャベツを栽培することが出来ます。
平成13年4月1日の農協合併で、JA愛知みなみが誕生したのをきっかけに、旧JA愛知渥美町の伊良湖キャベツ出荷連合と、旧JA田原町の田原キャベツ部会が合併したことにより、新しいキャベツ部会「常春部会」が平成14年10月17日に設立されました。
“常春”の由来としては、私達がいる愛知県の渥美半島が、1年を通して温暖な気候であり“常春半島”とも呼ばれている為です。
また、平成18年度には部会をあげて認定農業者の増加に取り組み、地区別に説明会及び計画作成会を開催し、多数の部会員が認定を受けました。平成23年度には「日本農業賞」そして「内閣総理大臣賞」と名誉ある賞をいただくことが出来ました。
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常春部会は、生産者369名で構成され、栽培面積が約800haで年間出荷量が500万ケースを予定しています。
品種構成としては冬系キャベツ70%、春系キャベツ30%が栽培されています。
出荷期間は10月中旬~6月下旬までの約8ヶ月間を通して出荷をしています。
通常出荷のほかに、「特栽研究会」のこだわり栽培や、「サラダっ子研究会」、「ペイズリー研究会」など、こだわり品種なども栽培しています。
ほかにも、加工業務用向け出荷に取り組むグループとして、「てつコン倶楽部」・「太陽キャベツ研究会」があり、パレテーナ出荷による契約生産を導入し、収穫・出荷作業の省力化と低コスト・安定供給を実現しています。
常春部会・5つの研究会について